一般社団法人全国ネット被害者救済ネットワーク

【6】勝訴したにもかかわらず非協力的だったソフトバンクの態度が軟化|地方企業総務部回線からの誹謗中傷

勝訴したにもかかわらず非協力的で開示になかなか応じなかったソフトバンクの態度が軟化。ツイッターで孫会長にお願いしたことがきいたのかどうかはわかりませんが、その姿勢軟化をありがたく思っております。ソフトバンクさん、ありがとうございました。

これまでの経緯は、下から古い順となります。

【提言】
ソフトバンク社から大分の工場等を持つ大きな企業さんの契約回線からの誹謗中傷ということが判明したが、個人特定は実質的に不可能である。その場合にはその回線の所有者に何らかの損害賠償責任を負うように法改正をしないと、会社のネット回線を使えば誹謗中傷やりたい放題。

(1)回線所有者の法的責任について法定すること
(2)社内での共有Wifiの場合においても、どのPCからの操作だったのか、誰が操作したのかを明確にしていく社内体制を促す指針の策定

上記が必要と考えます。

誹謗中傷内容は以下である。

【誹謗中傷内容】
2021年6月某日早朝、ある会員組織に対して、「コロナどころじゃない、(ある病気)キャリアがうじゃうじゃいるぞ」というような趣旨のコメントを投稿。営業妨害の案件であるが、その会員組織に大分の人物はほとんどいないことから全く関係のない人間が面白半分に書いたものと推測される。
ソフトバンクのネット回線を使ったものであり、おそらく大分の会社の総務部に共有Wifiに、アンドロイド端末から接続して投稿。21年6月某日の早朝の総務部にいた人物となり、何名の人間が該当するのかはわからない」

【22年1月某日】
ソフトバンクの代理人弁護士より連絡があり、某地方の中堅メーカーの総務部であることと、管理者のメールアドレスを開示してくれた。

以下の12月の段階では、接続先IPが何であるか、検索すればわかるものを、正式な書面として海外のコンテンツプロバイダ運営社より書面を出せという趣旨でストップしていたことから泣き寝入りだと諦めていたところだった。

【21年12月某日】
ソフトバンク社は、IP開示請求訴訟に負けたにもかかわらず、接続先IPが記載されたものであり、掲示板運営社からの正式な書面でないと開示できない旨の連絡をしてきた。一般的に、接続先IP、この場合には海外の誹謗中傷掲示板のIPであるが、その運営会社が正式な書面を出したことはなく、また出さないとしている。そして、接続先IPとは、調べれば一般に検索してわかるもので、公開されているので、わざわざコンテンツプロバイダに正式な書面を求める必要もないが、それを以下のようにソフトバンクは求めてきた。

もちろん丁寧な文章であるものの、これ以上書類を集めることができず、終了と思われた。つまりここで終われば、

ソフトバンク回線で某海外サーバーの掲示板への誹謗中傷はやりたい放題できる

という結論になると思われた。

【21年11月某日】
IP開示請求訴訟に勝訴。ソフトバンク社の主張は、正直な感想として「トンデモ系」が多かった。

・本当にその人物が営業しているのかの証拠を出せとか・・

いや、訴えているのが本人だしお金を払って訴訟しているのだから本人に関することでしょうという反論とか、振込先はここ!(本人)というメール等を添付というアホらしい作業が何回か往復された上での勝訴だった。この時点で、同社の主張が重箱の隅を突くような主張だし、これが誹謗中傷裁判に慣れていない個人に対してだったらどれだけ不安を覚え傷つくのか、不毛な議論がいつまで続くのか不安で不安でしょうがいないのでは・・・という感想を持った。

【21年8月某日】

ソフトバンク社とやり取りする中で、IP関連情報の保全はするとのことと、訴訟をしてくれないと開示はできない旨の連絡があり、訴訟提起する。

裁判費用は
印紙代 13000円
弁護士手数料約21万円 
合計22万円程度

ソフトバンク社に関しては、特段、裁判所に対して保全の申し立てを行う必要がなく対応してくれたことに感謝したいと思います。保全の申し立てには追加で20万円近くかかることから、その分がないだけでも、助かります。